「大きな蚤の市 グリュイエール」2012.1.28



グリュイエールと言えば、日本でもその名のチーズが知られていますね。

ここで毎年1月、スイスの中でもかなり規模の大きいブロカントが開催されます。
私が行くのは、今年で3度目。

青空市とは違って、ほとんどがその道のプロが出店する市なので
入場料もしっかり取られます。
場所は、大きな体育館。

上の写真はその一部、実はこの壁の外側にもまだ広い会場があって
そちらの方は、高級品や家具類がこれまたどどーんと展示されています。


各店舗ごとに骨組みを組んで設営は大変なのでしょうねえ。

どこのブロカントでも、多く見かけるのが
店主さんと一緒に、実にお行儀よくいるワンちゃんたち。
まず吠えない。
とにかくおとなしい。

ここでも、ご主人様と一緒にいい子でいたワンちゃん。
もこもこのフトンの中で、ぬくぬくしていていてカワイかった。
 
 


お店でもご案内している、このガラスボタン達

いつもここに出品しているボタン屋さんがお目当てで行くのですが
ものすごい数のボタンを全て1つずつ、厚紙にくくりつけて見やすく展示されています。

私が欲しいのは、ガラスボタン。
素材が不明のときは、いつもボタン同士をカチカチと軽くぶつけて「音」で判断するのですが
このくくりつけられたボタンだとそれが出来ない。
プラスティックにも見える可愛いボタン、お店のマダムに「ガラス製?」とたずねたら

なんとっ!

マダムはそのボタンを歯で噛んで
「ええ、ガラスよ。」

お見事。


      
ご夫婦で、いろいろ品定めかな?…それもまた楽しいでしょうね。           素敵なアンティーク家具にたくさん出会えます。でもやっぱり値が高い!



とにかく、広〜い会場。
あちこち見て回るにも、かなりの時間と労を費やします。

でも、ただでさえ冬場のブロカントは数少なく、しかもこんな規模だから本当に大盛況でした。
結構な率で、年配の方々が。
みなさん、お好きなんですね。



たっぷり歩き回って、もう、くたくた!

最後は、会場内の軽食上り場で買ったサンドウィッチを
体育館の観覧席(ただの階段)で、一人頬ばりました。
コーヒーは、マイマグで持参。


このカレーソースのチキンサンド、おいしかったんだけれど
パンがやたら歯ごたえがあって、食べているうちに顎関節が疲れて痛くなり
最期まで食べきれず、家にお持ち帰りとなってしまいました。



▲BROCANTE